防災関連書籍

  • 静岡の大規模自然災害の科学

    静岡の大規模自然災害の科学

    静岡大学防災総合センター 岩田孝仁 北村晃寿 小山真人編

    本体価格1600円(税抜)

    [2020年03月 発行]

    静岡県は、北に赤石山地や富士山、南には相模湾、駿河湾、南海トラフなど、急峻な地形を成しているため、南海トラフの巨大地震・津波、直下型地震、富士山・伊豆東部火山群の噴火、土砂災害などの大規模自然災害への対策が急務となっている。本書では、静岡大学防災総合センターの教授陣を中心に各分野の専門家が、2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震と巨大津波の発生経緯や被害状況、県内の地震災害の歴史を検証。地形学、地質学、津波工学など幅広い地球科学的知見に基づいた自然災害発生のメカニズム、防災について、分かりやすく解説する。自然災害に対する安全性とは何か、人々が暮らす地域そのものを見直す。

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  • 沈黙の駿河湾 東海地震説40年

    沈黙の駿河湾 東海地震説40年

    静岡新聞社編

    本体価格1800円(税抜)

    [2018年04月 発行]

     静岡新聞社の大震法取材班が2016年1月~2017年11月にかけて展開した長期キャンペーン報道「沈黙の駿河湾 東海地震説40年」を書籍化。40年前に提唱された東海地震説と、予知を前提とした大規模地震対策特別措置法(大震法)に困惑する現場の姿を追った。混乱を招きかねない「警戒宣言」時の対応、東海地震だけを想定した監視態勢など、多くの課題を指摘した。 結果的に政府は警戒宣言を凍結し、南海トラフ地震を視野に入れた抜本的見直しを打ち出した。本キャンペーンを含む約40年にわたる静岡新聞社の防災報道は17年の日本災害情報学会の「廣井賞」を受賞。取材班が現行制度に異を唱え、国レベルの抜本的見直しにつなげた軌跡である。

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  • 巨大地震 その時あなたを救うのは? 市民トリアージ

    巨大地震 その時あなたを救うのは? 市民トリアージ

    安田 清

    本体価格1000円(税抜)

    [2017年01月 発行]

    大規模災害時に治療をすれば助けられる負傷者を市民がいち早く見つけ出し、治療に結びつける診断法として注目される「市民トリアージ」。阪神淡路大震災や東日本大震災で災害医療班としていち早く被災地に赴き、現場を見てきた著者が市民トリアージの必要性やクラッシュ症候群について解説する。いつ訪れるか分からない巨大地震。その時、あなたや家族を救うのは。

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