防災コラム

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学生部ロゴマークが決定  OurBuddy50

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TeamBuddy学生部

チームバディーでは、高校生や大学生ら、多くの若者たちと連携して活動を行っており、その取り組みや参加者を「学生部」と呼んでいます。このほど、学生部メンバーにより、チームバディーと学生の「つながり」をイメージした学生部オリジナルのロゴマークが制作されました。

 完成したチームバディー学生部ロゴマークの1つ

 完成したチームバディー学生部ロゴマークの1つ

ロゴマーク原案を制作したのは、常葉大学造形学部3年孕石大夢(はらみいし・ひろむ)さん(21)。大学で「インフォメーションデザイン」などを学んだ経験から、「デザインの力で、防災に役立つことができないか」と思い立ち、チームバディー事務局に提案を寄せました。

高校時代の活動が糧に

孕石さんがチームバディーに初めて関わったのは、県立駿河総合高校3年生の時です。同校の呼びかけで、静岡市内で開かれたチームバディー主催イベントの運営ボランティアに参加しました。
 当日は親子連れを対象に、防災用アルミシートの使い方などの紹介を担当しました。ボランティア活動が好きで参加しましたが、防災に関しては自分の知識不足を痛感しました。家具の固定の重要性を学び、自宅で早速実践したといいます。孕石さんは「高校時代の活動がとても楽しかったので、デザインを生かしたボランティアを考えた時、真っ先にチームバディーが浮かびました」と明かしました。

「つながり」をイメージ

2月中旬、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館で開かれたロゴマーク選考会には、孕石さんをはじめ、学生部の主力である静岡大学学生防災ネットワークのメンバー5人が参加しました。孕石さんが提示した9種類の案を基に、チームバディーのブランドカラーの7色と、「チームバディーと学生のつながり」をイメージしたパズルの模様を組み合わせたロゴマーク2種類を最終決定しました。
 孕石さんは「元のロゴマークを生かしつつ、違うバージョンを作るのは初めてだったので、ゼロから作る場合とは別の難しさを経験できました。今後、さまざまな場面でロゴマークを活用してもらえたらうれしいです」と話しました。選考会に参加したメンバーからは、「ロゴマークを活用して、学生部メンバーの証となるグッズを作成したらどうか」などの提案もありました。

もう1種類のチームバディー学生部ロゴマーク

         もう1種類のチームバディー学生部ロゴマーク

マークを選ぶチームバディー学生部メンバー=2月中旬、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館

マークを選ぶチームバディー学生部メンバー=2月中旬、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館

孕石大夢さん

               孕石大夢さん